■全国各地にブランド/農水省、来年度から支援
お米を食べて特別天然記念物のトキを守ろう?。トキのエサ場になるよう配慮された田んぼで育った新潟・佐渡産米「朱鷺(とき)と暮らす郷(さと)」が今秋、お目見えした。こうした生き物の名前を付け、環境保護をうたう国産米は「生き物ブランド米」と呼ばれ、さまざまなネーミングで全国に広がっている。消費者への訴求効果も高いとして、農林水産省では平成21年度から活動への支援を開始する。(猪谷千香)
トキの試験放鳥が9月25日に行われ、27年ぶりに日本の空をトキが舞った。この日を心待ちにしていたのは、「朱鷺と暮らす郷づくり」の認証制度を昨冬からスタートさせた地元、新潟県佐渡市だ。制度では、市の栽培基準より5割以上、農薬を減らしたり、冬でも水を抜かない「ふゆみずたんぼ」を実践したりするなど、生き物をはぐくむ農法を行っている農家を認証。トキのエサになるカエルなどの生き物が生息できる田んぼ作りを推進している。
20年度は267人が認証を受け、計434ヘクタールの田んぼで育てられた佐渡産コシヒカリが、放鳥の翌日に「朱鷺と暮らす郷」として発売された。5キロ2700?2900円とやや割高だが、売上金の一部はトキの保護基金に寄付される。
「お米を食べてもらえれば、トキの応援につながる。農家の励みにもなるし、消費者も環境保護を支援できる」と市農業振興課係長、渡辺竜五さん。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000088-san-soci
