水を張った田んぼに、次々と植えられていく緑の苗?。こんな田植えの風景が変わるかもしれない。大阪府立大などは、乾いた田んぼに穴を掘り、種をまく新しい水稲栽培の研究に取り組んでいる。土を耕さず、苗ではなく種を直接まくことで省力化と低コスト化を目指す。高齢化した農家が多い中山間地の棚田などで活用が期待される。
同大の西浦芳史准教授(農学)によると、乾田に溝を掘り、直接種をまく農法は岡山県や北陸地方などで行われているが、まき方にばらつきが出て苗が安定しないなどの問題があった。
西浦准教授らは、等間隔で直径約1センチ、深さ数センチの穴を掘り、自動的に種もみを入れる小型の播種機(はしゅき)を開発した。トラクターに比べ小回りが利き、高齢でも扱いやすい上、価格も比較的安くできる。田を耕さないので馬力は低く、将来は電動化も視野に入れている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090613-00000017-jij-soci
