大阪府貝塚市津田北町の料理店「よさこい」の水なすのぬか漬けが国際的な食品品評会「モンドセレクション」(本部・ベルギー)で今年度の銀賞に選ばれた。ぬか漬けがこの賞に選出されたのは初で、出品した同店の3代目、中岡靖昭さん(36)は「貝塚の名前を知ってもらうきっかけになれば」としている。
水なすは大阪府の泉州地域で栽培される農産物で、一日だけぬかに漬けた浅漬けが有名。「よさこい」でも昭和25年の創業以来浅漬けを販売しており、大阪府の橋下徹知事もお気に入りだという。
昨年12月に中岡さんと同業者の間で「水なすの浅漬けが世界で通用するか」と話題になって出品を決意。5?6月の旬からややずれた時期の出品とあって、水なすの調達が難しかったことや、漬物になじみのない海外の審査員のために英語で基本的な食べ方を記した説明書をつくるなど、苦労と工夫を重ねた。
中岡さんは「金賞がよかった」と本音をちらつかせながらも、「小さな町の企業でも、やればできるというところをみせられた。これをきっかけに貝塚や泉州の名前をより広く知ってもらえれば」と話していた。
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