基本料金はワンコイン
植物の病気を診断してくれる「植物病院」が、東京大学にある。草花に関する相談は園芸店や樹木医などが担うが、対象の限界や料金が高めなことが多い。植物病院の基本料金はワンコインの500円。庭木や観葉植物などどんな草花でも診断してくれる。スタッフの「植物医師」養成も本格化し、将来は医師や獣医と同様に“植物のお医者さん”が身近な存在になるかもしれない。(小川真由美)
◆治療は行わないが…
「東京大学植物病院」は昨年10月、東京・本郷の東大農学部植物医科学研究室にオープンした。利用料金は1植物1症例で500円。診断書を希望すると1000円、顕微鏡観察を行うと500円がそれぞれ別料金でかかる。
利用者は診察してもらいたい草花を持参し、異常の発生部位や奇形、腐敗、生育不良などの状態について問診を受ける。人や動物の病院と違い、治療は行わないが、枯れた原因や害虫駆除の方法、適切な農薬や肥料の管理情報を得ることができる。庭木など運搬が難しいものは枝など一部を郵送し、診てもらうことも可能だ。
これまで、トマトなどナス科の野菜に多い「青枯病」や、庭木のベニカナメモチの葉に斑点が出る「ごま色斑点病」などの病害が持ち込まれた。ウイルスや細菌、カビなどによる病害だけでなく、庭に散布した除草剤が隣接するツツジに付着して木が枯れるなどの薬害や、水の与えすぎによるものなど“身近な病”も少なくないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090702-00000090-san-soci
