土用の丑(うし)の日の19日、香川県小豆島町蒲生の小豆島八十八か所霊場第四十番札所・保安(ほうあん)寺(宮内義澄住職)で、様々な病気をキュウリに託して治すという「諸病きうり加持」が営まれた。
弘法大師が中国から伝えた真言密教の秘法とされ、同寺では約130年前から続いている。土用参りを兼ねて訪れたお遍路さんらは、持ち寄ったキュウリに「無病息災」「家内安全」などと書いたお札を添えて奉納。不況のせいか、「就職成就」を祈願する人もいた。
本堂では、宮内住職らが読経しながら、「独古(とっこ)」と呼ばれる金属製の秘具でキュウリに穴を開け、小さく丸めたお札を詰めて封印。境内の一角に掘った穴に投げ入れて祈とうした。キュウリが腐る頃に願いがかなうという。
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愛媛県西条市楠の世田薬師(田中誠時住職)で19日、土用の丑(うし)の日の恒例行事「きうり封じ」が行われた。集まった参拝者は願い事を書いたお札を張り付けたキュウリ7000本を前に祈りをささげていた。
約300年前から伝わる伝統行事で、キュウリが身代わりとなって病気が封じ込められるとされる。
この日は田中住職が「身体健康」「家内安全」などの願い事と名前を書いたお札を張ったキュウリを祈とう。その後、信者らが輿(こし)に乗せて裏山に運び、穴に埋めた。
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