長引く梅雨の影響で、7月の日照時間は全国的に記録的な少なさとなりそうだ。気象庁によると、1?30日の日照時間は北日本の日本海側が平年の54%、西日本の日本海側も同50%で、いずれも観測史上最少となるなど、沖縄・奄美を除いて平年の5?6割程度の地域が多い。8月も北日本を中心に日照不足と低温の傾向が続く見込みで、同庁は農作物の管理に注意を呼びかけている。
その他の地域でも、▽東日本の日本海側が平年の49%(過去2番目に少ない)▽西日本の太平洋側が同66%(同3番目に少ない)??などにとどまっている。
一方、降水量は沖縄・奄美を除いて平年より多く、北日本で平年の220%と過去最多を記録。西日本の日本海側は7月下旬の降水量が平年の369%に上った。気温は平年並みの地域が多かったが、北日本の日本海側は平年を0.8度下回った。
31日発表の1カ月予報によると、8月も日照時間は九州南部を除いて全国的に平年より少なく、気温も北日本?東日本で平年より低くなる見込み。エルニーニョ現象などの影響で太平洋高気圧の西への張り出しが弱まるとみられることに加え、北日本ではオホーツク海高気圧の出現で寒気が入り込む可能性があるという。8月の降水量は全国的に平年並みと予想している。
気象庁気候情報課は「稲や果実の生育に悪影響が出る恐れがあり、冷害に注意してほしい」としている。【福永方人】
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