ヤンマーと井関農機は今秋、趣味で家庭菜園を楽しむ団塊世代をターゲットに、バッテリー式のミニ耕運機の新商品を投入する。一足早く春に新商品を投入したホンダは、20?40代の女性という顧客層を開拓し、年間販売目標を6000台から1万台に上方修正した。年間15万台の耕運機市場は、2009年に1万?2万台の上積みが見込まれ、各社のシェアの奪い合いが本格化しそうだ。
耕運機は、排ガスのにおいや泥で汚れるなど、農作業のイメージを変えつつある。先陣を切って新たな顧客層を開拓したのは、ホンダだ。今年3月に発売した「ピアンタ」(価格は10万4790円)は、燃料にガソリンではなく家庭用のカセットガスを採用。丸みを帯びたデザインと操作の扱いやすさもあって、耕運機を使ったことのない20?40代の女性の心をつかんだ。年間販売計画の6000台に対し、8月中旬までで約5700台の実績を上げている。
ホンダは、ピアンタの販売目標を1万台に修正。21日には耕運機発売50周年を記念したイベントを東京・青山の本社ビルで開き、自社製品をアピールした。
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