九州北部や中国地方など各地で豪雨被害が出たり、東北地方で梅雨明けの発表なしで立秋を迎えたりと、すっきりしない天候が続いた今年の夏。このまま、秋の足音を聞くことになりそうだ。天候不順は野菜の高騰を招いたが、これから収穫を迎える農作物の出来も懸念される。(豊吉広英)
≪きょうから秋の気配≫
気象庁によると、今年は夏の日差しをもたらす太平洋高気圧の張り出しが弱く、雨や曇りがちの天気が続いて全国的な日照不足に悩まされた。6月から今月20日までの日照時間は前年比で東日本が79%、西日本が82%。北日本では75%にとどまった。
特に7月は、北日本と西日本の日本海側の月間日照時間が、地域平均の統計を取り始めた昭和21年以降、最少値を記録。北日本では日照不足に加え、降水量も例年の2倍を超えた。
気温は多くの地域でほぼ平年並みだったが、同庁気候情報課の渡辺典昭予報官は「雲で昼間の日差しが届かない日が多く、最高気温はそれほど上がらなかった。ここ数年は暑い夏が続き、気温が平年並みでも『今年は涼しい』と感じた人がいるかもしれない」とみる。
同庁によると、24日以降、乾いてひんやりとした空気をもたらす大陸からの高気圧が日本列島を覆うように移動。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090824-00000026-san-soci
