ホクレンは24日、天候不順による品質低下に見舞われた道産米の新品種「ゆめぴりか」の品質基準に達しない米を、道産米「おぼろづき」とブレンドして年内にも発売すると発表した。ブレンド米の出荷量は5000トン程度で、道内のみでの流通となる。
ゆめぴりかは09年が本格栽培初年度だったが、夏場の多雨と低温で当初計画より3000トン少ない約1万トンの収穫となった。低いほど食味が高いとされるたんぱく含有量を6・8%以下とする認定基準を満たす米は約1000トンにとどまり、販売を終えた。
しかし、「基準を満たさないゆめぴりかでも食べてみたい」との消費者の要望が根強いことから、基準外の米の販売方法を検討。基準外でもタンパク含有量が6・9?7・9%と比較的高品質の「ゆめぴりか第2区分」約4000トンに、高い食味が特徴のおぼろづき約1000トンをブレンドして販売することを決めた。ホクレンは「ゆめぴりか単体に近く、新潟産コシヒカリにも並ぶ食味を確保したい」と話している。
残る第2区分約2000トンと、たんぱく含有量8・0%以上の「ゆめぴりか第3区分」約3000トンの計5000トンは、飲食店向けに販売する見通し。
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