クリスマス市場を狙って山梨県特選農産物「クリスマス絵梨花(えりか)」の出荷が、雪化粧が始まった八ケ岳の南麓、同県北杜市大泉町の農業、尼田正則さん(62)のハウスで始まった。
モミの木の枝に雪が積もったように白く小さな花が咲くところから、愛らしい名がついたが、もとは南アフリカ原産のツツジ科エリカ属「スズランエリカ」。枝芽を間引きながら育てると、クリスマスツリーのような円錐(えんすい)形となる。
この特性を生かして山梨県が5年間かけてオリジナル鉢花に開発。平成18年に栽培法の特許を取得し、19年からは品質を保持するため、特選農産物認証委員会が特選農産物対象品目に指定した。幹丈30センチ以上、下部の幅が15センチ以上、開花率30%以上という出荷規定に適合したものだけを市場に出せるという厳選農産物となっている。
栽培適地は高地で、北杜市のほか富士山麓(さんろく)、鳴沢村の農家計7軒が今年は合わせて3万鉢を育てた。尼田さんは「花芽が出る秋口の気温が上がらなかったことで品質はいい」と話し、審査を通過した3部咲きの鉢を順次京浜方面に出荷する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091129-00000530-san-soci
