かつては観賞用や緑化用に利用され、現在は特定外来生物に指定されている北米原産のオオキンケイギクが、木曽川流域などで生い茂り、在来種への影響が懸念されている。繁殖力が強く国土交通省は対応に苦慮。職員が駆除作業を進めてきたが、外来生物に対する住民理解を高めるため、今月初めて住民参加型の駆除活動に乗り出す。【福島祥】
岐阜県各務原市の国営木曽三川公園かさだ広場では、毎年5月ごろ、オオキンケイギクの黄色い花が広がる。同市などによると、かつては初夏の風物詩として親しまれ、旧川島町時代には「オオキンケイギク祭り」が開かれていた。04年の合併後は「かさだ広場フラワーフェスタ」として同市が祭りを継承。しかし、06年にオオキンケイギクが特定外来生物に指定され中止になった。
オオキンケイギクは北米原産で、高さ30?70センチに育つ。国交省木曽川上流河川事務所によると、道路ののり面の緑化に多用され、河川敷や鉄道の線路わきなどで野生化した。同省の90?95年度の「河川水辺の国勢調査」では、調査対象78河川のうち19河川(24・4%)の河原でオオキンケイギクが自生。
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