手軽に家庭菜園を楽しめるキットが人気を呼んでいる。畑や庭に恵まれないマンション住まいでも簡単で、業者は「まずは失敗の少ないもので味をしめて、家庭菜園のファンになってほしい」と、すそ野拡大を狙う。(草下健夫)
◆本に実がなる?
春先から書店に並んでいるのは、講談社(東京都文京区)の『我が家でミニ野菜をつくる』シリーズ。3月末発売の第1弾「ミニトマト」(1500円)は赤々とした化粧箱の中にミニトマト「レジナ」の種、培養土3リットル、ビニールポット(簡易な植木鉢)、錠剤肥料が入っている。20ページほどの解説冊子が付いているが、育て方はイラスト入りでたった4ページ。説明通りにやり、水さえやれば栽培を始められる。
同社が「書店にお客さんを呼ぶイベントのような商品を」(宣伝担当者)と、サカタのタネ(横浜市都筑区)と共同開発。これまでに2万部を突破し、この種の商品としては人気商品に躍り出た。
「土のにおいがほかの書籍に移る心配があり、出版業界では土をセットするのはタブーだった」(同)が、パッケージを工夫して乗り切ったという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100622-00000039-san-soci
