■有志グループ 生産過程にかかわる魅力 「仲間広がり、やがて自給に」
大麦やトウモロコシといったビールの原料は輸入依存が高まり、自給率が低いことが知られている。こうした中、自分たちで育てた大麦をビールに使って味わう取り組みを、有志のグループが進めている。協力する地ビール工房の経営者も「少しでも農に親しんでもらう格好のチャンス」と歓迎している。(草下健夫)
◆楽しみが背中押す
「ここからビールができるなんて、信じられないね」。晴れ渡った6月の週末。埼玉県小川町の麦畑に実った二条大麦を、60人ほどの若者たちが歓声を上げながら鎌で刈りこんでいった。上空を時折パラグライダーが舞うと、見上げて手を振る参加者も。
「地ビールチャレンジ」と銘打ったこの活動は、有志からなる「種まき大作戦実行委員会」の取り組みの一環。今回が大麦の初収穫で、有機農業の先駆けとして知られる、同町の金子美登(よしのり)さんが畑を提供した。金子さん自身も参加し、コンバインを操り、脱穀していった。
昨年11月の種まき以降、3回目の参加という会社員、山口智子さん(34)は「お酒やビールが好きなので、生産過程にかかわれるのが魅力」と満足げ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100703-00000063-san-soci
