現在41%しかない食料自給率の向上を国が目指す中、“自給力”アップの切り札としてロシアの菜園つき住居「ダーチャ」が注目されている。ロシアでは準主食のジャガイモの8割、野菜の7割が農業者でない都市住民によりダーチャで生産され、ソ連崩壊時の食料難を乗り越えた。食糧安全保障上も評価され、わが国でもスローライフなど都市住民の「農」への関心の高まりとともに「わが食をわが手で」作るダーチャに学ぶ動きが広がっている。(徳光一輝)
■菜園人口50万人
「今の季節はトマトにナス、キュウリの夏野菜。土に親しむと日頃のストレスもなくなります」
神奈川県茅ケ崎市の元公務員、木佐森雅道さん(60)は5年前から、近くの畑を借りて菜園を営んでいる。
わが国の農業就業人口が300万人を切る一方、自宅の庭や自治体の「市民農園」などで“農的生活”を送る市民は増え、「家庭菜園人口」は50万人以上といわれる。
農林水産省によると、全国の市民農園は年々増え続け、今年3月末時点で3382農園・16万5479区画。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100725-00000512-san-soci
