手軽に安心野菜 ベランダ家庭菜園が人気
有害物質の混入など、食の安心・安全を揺るがす問題が頻発するなか、安心できる食材を自ら栽培しようという人が増えている。広い庭がなくても、マンションのベランダなど、わずかなスペースで育てられる栽培キットや肥料も販売を伸ばしている。景気減速による節約志向も影響しており、マンションのベランダを“家庭菜園”に変えようとしている。
東京・恵比寿に住む女性会社員(39)は半年前に、自宅マンションのベランダでバジルの栽培を始めた。殺風景だったベランダには緑が増え、今ではホウレンソウやブロッコリーなど14種類の野菜の苗が所狭しと並ぶ。自分の手で作る野菜は安心できるものにしたいと、こだわりは強く、「芋虫が発生しても農薬は使わなかった」という。
東京・神田の園芸店、植物図館の販売担当者は「なるべく農薬を使わない野菜を作りたいと相談に訪れる人が増えた」と話す。ベランダでの栽培方法をアドバイスする書籍も人気を呼んでいる。
手軽に野菜を栽培できるキットや肥料も売り上げを伸ばしている。
11月に、家庭用のハーブ栽培キット「S&Bキッチンハーブシリーズ」を発売したエスビー食品の伊藤一樹さんは「ガーデニングの目的が鑑賞から食用に切り替わっている」と話す。キッチンハーブは、スイートバジルなど9種類。小型の容器に入ったものを台所や居間で栽培し、必要な分量を摘んで料理に使用する。台所で栽培できる手軽さと、必要な量だけを使用できる無駄のなさが売りだ。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081201-00000500-san-soci
