<キャセイ食品>中国産野菜を国産偽装、容疑の幹部4人逮捕
食品加工会社「キャセイ食品」(東京都中央区)による中国産野菜の食品偽装事件で、長崎県警は20日、社長の阿部俊八容疑者(68)=横浜市栄区=ら幹部4人を不正競争防止法違反(虚偽表示)容疑で逮捕した。同社は仕入れ値の約3倍で出荷しており、県警は会社ぐるみの事件の可能性もあるとみて、詐欺容疑も視野に入れて捜査を進める。
他に逮捕されたのは▽埼玉県所沢市、副社長、北村昭次郎(68)▽東京都足立区、元常務、高山恒男(58)▽長崎県南島原市、元長崎工場長、山本千万年(44)??の3容疑者。
逮捕容疑は、同社は08年7月中旬ごろ、長崎工場(南島原市)で、中国産のカリフラワーを「国内産」などと表示した包装袋や段ボール箱に入れ、9月初旬までに、計130箱を中国地方など3県の学校給食会に販売したとしている。
県警によると、同社は99年ごろから、ブロッコリーやサトイモなど約20品目の国産野菜に、中国や米国産の野菜を交ぜ「国産」「九州産」として出荷していた。最近1?2年に約1500トンの野菜を偽装したとみられる。
阿部社長ら4人は県警の調べに対し「100%国内産で賄うことができなかった。中国産が安かった」と偽装を認める一方、逮捕容疑については阿部社長と北村副社長は「会社の責任は認めるが、個人の責任はない」と否認しているという。
同社は食品偽装の発覚以降、経営難に陥り、工場は操業を停止。昨年11月、家宅捜索を受けた後に、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。
引用元 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090120-00000139-mai-soci
